プリティ・ガール

※微量のネタバレ有

 

地上波で実写版のシンデレラが放送されるということで、実写版のシンデレラはちゃんと見たことがなかったから見よ〜〜〜!みたいな安直な理由で久しぶりに(?)映画見た。ディズニープリンセス関連の実写版でちゃんと見たのってアラジンとマレフィセント(これは例外?)くらいしかまだないです実は。美女と野獣すら未だに見てない。アニメ版のディズニープリンセスは「いつか素敵な王子様が目の前に現れて、その王子様と結婚して素晴らしい人生を送るの!」みたいなイメージがあった。ディズニープリンセスだけじゃなくとも、「信じていれば必ず叶う」みたいなイメージとかも。だけど実写版のアラジンとマレフィセントの2作品しか見てないけれども、実写版のディズニープリンセスは素敵な王子様を待つだけじゃなくて自分の信念を持っているプリンセスとしてスポットを当てている。そのイメージを持っていざ実写版シンデレラ視聴!!!

 

 

 

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シンデレラ

出演:リリー・ジェームズケイト・ブランシェット他   監督:ケネス・ブラナー

 

ディズニーアニメ版のシンデレラは意地悪な継母と姉たちにいじめられてただただ耐え忍び舞踏会を夢見ていた。実写版のシンデレラはいじめられ耐え忍びつつも、「今まで暮らしていた家を守りたい」と言うシーンがある。そこからもう既に我慢するだけじゃなく目的がある。それは王子もしかり。自分の将来のために策略結婚をさせられようとしているが必死に抗っている様子が描かれている。そこからもうシンデレラと王子様の生き方が変わってきてる。ディズニーアニメ版のシンデレラの継母は最後の最後まで意地悪なままだったけれども、実写版のシンデレラの継母は意地悪な部分もありつつも弱さもあった。完全な悪として描かれていなかった。シンデレラや一緒に過ごしてきた動物たちがフェアリーゴッドマザーに魔法にかけられていくシーンがすごく綺麗だったなぁ……

昔のディズニープリンセスの映画のようなただ与えられるのを待つような受動的な態度ではなく、自分から動き、自立した女性像を描くようになってきている。昔の受け身の彼女たちに真っ向から立ち向かっていくような作品に変わりつつある。そう感じた。

 

youtu.be

あとはもうシンデレラのドレスとか王子のタキシード、その他大勢のお姫様たちのドレスの豪華絢爛さをここまで実写で再現というか表現したのは本当にすげえな〜〜〜!?!?とか語彙力皆無の感想を持ちつつ。

 

 

 

ディズニープリンセスを題材に実写映画化が続いて内心めちゃくそテンションが上がってるんですけどなかなか見る機会がないからまだまだ見れてない作品もいっぱいあるんだけれども、大方のストーリーを特別改変せず、昔の受け身の女性像じゃなく自立した女性像に変えてストーリーをまた作っても元々の作品の良さを殺していないのはきっと元々の作品へのリスペクトがあるからなのかな、とも思ってみたり。