あたたかくなって雪がとけて、ちいさな白い花がたくさん咲くころになったら、かならず迎えにくるから、僕のことを忘れないで待っていてほしい

ネタバレ含みます。まだ見てない方、これから見ようとしてる方は注意。

 

久々に映画館で映画を見ようキャンペーン(個人でやってるだけ)の日だ〜〜〜!!!見てきたのはグッドバイ侍の名のもとにの2本。メインは2本目の公開終了間近・滑り込みで見た侍の名のもとになんだけど、グッドバイが気になったからグッドバイも見てきたんだな〜〜〜😉😉😉たま〜に見たい映画が何本かあると休みの日に映画館で1日2〜3本とか映画見るよ。余談だけど最近近場のTSUTAYAがへいてんしちゃって、ここ数ヶ月でアニメの他に映画も見たい欲出てきてるからNetflixとか加入しようかな〜〜〜って考えてるところです。

 

 

 

 

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グッドバイ 嘘からはじまる人生喜劇

主演:大泉洋 小池栄子     監督:成島出

原作:ケラリーノ・サンドロヴィッチ(太宰治「グッド・バイ」より)

えー、正直な話をしますと、わたし恥ずかしながら23年生きてきて読書好きを豪語しつつ太宰治をほぼほぼ読んだことがありません。国語の教科書に載ってた羅生門とか走れメロス(しかもメロスは多分途中抜粋?)くらいの知識しかない。まあ太宰治を好きな人は好きなんだろうけど、わたしは読もう読もう思いつつ自然と読むのを避けてきた側の人間だと思ってる。そんな中で太宰作品の中で後期の作品であり未完でもあるグッド・バイを鬼才ケラリーノ・サンドロヴィッチが舞台化し、更には映画化。どんな感じになるんだろ〜〜〜って思いながら見てたけど……いや普通に面白いやん(誰目線)。洋ちゃんが演じてるのは優柔不断だけど何故か女性にモテて結婚相手がいるにも関わらず愛人を何人も抱えて困っている男・田島周二。ま〜〜〜この役が似合う似合う。なんでだろうな、洋ちゃんってどこか抜け?がある男役が似合うのか?疎開先の娘から手紙が来て、そろそろまっとうに生きようと小池栄子演じる金にがめつい大食いの担ぎ屋・キヌ子に「ニセの妻を演じてくれ」と頼んで愛人たちと別れようとする企みを軽(愉でもある)快に描かれてて見てて楽しかった〜〜〜。洋ちゃんと小池栄子の絡みもすごくよかったな。愛人相手だとどこか本当の自分を隠しているような田島が、キヌ子相手だと本来の自分をさらけ出してるような気がして。

何かもう自分の中で勝手に太宰作品の登場人物のほとんどは幸せになら(なれ)ないんじゃないかっていうイメージを植え付けられてるっぽい自分としては、途中で田島とキヌ子がいい感じになって、でも田島が自暴自棄になって死ぬ事すら考えてる時に道端の占い師に出会ってアドバイスを受け、さあキヌ子に思いを伝えに行くぞ!って時に通り魔の強盗に会ってボッコボコにされ死んだとまで新聞に出て、「ウワ出たよこれはバッドエンドパターンだ……ウワ……ッ」ってなってたのに、なってたのにだよ!ただ気絶してただけで、記憶をなくして、ふとした衝撃で記憶を戻したら2年が経って(!)て、久しぶりにキヌ子を探しに行ったら2年の間でめちゃくちゃ金儲けしてた清川くん(役は濱田岳)と婚約してて、愛人とだけグッドバイするつもりが嫁と娘にすらグッドバイされ、キヌ子は結婚寸前、泣く泣く田島の方からグッドバイする……ってシーンは笑ってた人もいたけどいやそこは泣くところだろ!?って思いながら泣いてた。何だかんだ偽夫婦を演じてはいたけど妻にグッドバイされ、自分が気を遣わないで過ごせる女が他の男と結婚しそうになってる瞬間を見たらそりゃあしんどいしその場から逃げるわ。けどそんなことなかった。キヌ子の方から追っかけてきてくれた。最後の方の土手で取っ組み合いしてるところはもう「早くお前ら幸せになれや‪💢💢💢💢‬」ってなりながら見てた。幸せになったわ。いやー、面白かった。田島がボコボコにされてるところすぎから最後までどこか「ヴッッッ」って胸つっかえた感じで見てた自分もいたけど、ハッピーエンドなので許す。あと普通にキャストも豪華です。主演の大泉洋小池栄子もそうですが、他にも水川あさみ橋本愛緒川たまき濱田岳松重豊皆川猿時とかが出てます。豪華。監督は「八日目の蝉」撮ってる監督です。みんな〜〜〜グッドバイ見てくれよな〜〜〜〜〜!!!

 

てか最近映画館で見てる映画、アニメとかドキュメンタリー映画除いたら恋は雨上がりのようにといいこんな夜更けにバナナかよといい、洋ちゃん主演映画ばっか見てるな……

 

 

 

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侍の名のもとに〜野球日本代表 侍ジャパンの800日〜

何年か前にファイターズのドキュメンタリー映画が公開されて見に行ったけど、正直ファイターズの映画はあれよ、昔からのファイターズファンからしたら知ってる話ばっかりで、正直侍ジャパンドキュメンタリー映画の方が待ってた説ある(個人の意見ですが)。侍ジャパンの監督が稲葉さんになってからの話。野球選手を引退して、指導者としても監督としても経験がない中侍ジャパンの監督になり、去年世界一になるまでの800日。10年間、世界の頂を見ていない日本を、再度世界の頂に導いた。その裏には稲葉さんなりの努力があって、この10年間の間で稲葉さん含め現役選手だった人達が引退して、その引退した人達がコーチとして招集され、選手も選手でそれぞれのコンディション、怪我、起用方法……模索しながらやってきたのが伺えた。今年は東京オリンピックがある。色々問題が起きてるけど、東京オリンピックで金をとるところを見たいなぁ。そんなこんなで、2020年シーズンの野球もそろそろ開幕するから早く野球見たいな〜〜〜ってなりながら見てた。時折稲葉さんの喋り方がナックスの森崎博之に聞こえてきて面白かった(そこ?)

 

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サッポヨのシネマフロンティアには近藤のユニフォームがあったヨ!