大人劇場

たぶん、きっとみんな1度は見たことがあると思う。名前を出さずとも、このおばけを見たら。このおばけを見たら、みんな何を感じる?可愛さなのか、怖さなのか、はたまた懐かしさなのか。わしは圧倒的に1番最後の感情を抱く。小さい頃に何度も読んだ、絵本作家・せなけいこさん。「ねないこだれだ」が50周年ということでいよいよ札幌にも来ました、せなけいこ!!行ってきたよー!!

 

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何かもう入口から既に泣きそう禿げ散らかしそう……今の今まで、特別何も意識せずにせな作品を読んでたけど、原画を見たらちぎり絵で全部表現されていて、不思議で独特なタッチはちぎり絵だから表現出来ていたそれなんだなあ、と納得した。画用紙を使ったり包装紙とか新聞紙を使ってみたり……切り方もはさみだけじゃなくきっと手でちぎってるのもいっぱいあるんだな〜、と。

この「ねないこだれだ」のおばけをはじめ、ルルちゃんやめがねうさぎなど色んなキャラクターがいるけど、個人的に印象に残ってるのはめがねうさぎ。家に「おばけのてんぷら」の絵本があってだな、何度も何度も読んだ記憶がある。今家の本棚探してみたけど見つからないな……もしかしたらわしの押し入れの中に入れてるのかもしれないし、またはお母さんが売っちゃった可能性もなくはないな……久しぶりに読もうと思ったんだけれども。

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世の中デジタル化が進んで漫画のカラーもデジタルで描く人も増える中、過去にくまのがっこう展とか鋼の錬金術師展、そして今回のせなけいこ展を見て、デジタル化が進んでる中でも絵の具や切り絵で自分の物語を表現してる(せな作品は時代が時代だしデジタルの物が普及してないからっていうのもあるんだろうけど)のがすごくいいなあ、と思う。特に切り絵だと味が出るし。ちょっと変わるかもしれないけど、ケロヨンの生みの親でもある藤城清治さんも切り絵を手法としてて藤城清治さんの切り絵の世界観も好きだったりする。


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買った缶バッジとポストカードもはちゃめちゃに可愛さの極みなんですが……マグカップとかぬいぐるみとかも可愛かったんだけどいっぱい持ってるからな……と泣く泣く諦めたんだけど、やっぱりめがねうさぎのぬいぐるみだけでも買えばよかったと今更ながらに後悔中。

 

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せなけいこ展を見終わったあとは晴れてたしあったかかったから中島公園内をふら〜っと散歩してみるなど。iPhoneにしてからポートレートで写真撮るの楽しすぎ問題勃発中。

 

 

いや〜〜〜でも久しぶりに(っつっても鋼の錬金術師展以来?)(ハガレン展以来だったら去年の11月だから半年ぶりか)こういう展示会行ったけどやっぱり楽しいな……芸術の森美術館でこの間までミュシャ展やってたけど、タイミングとかコロナとか色んな問題で結局行けずじまいになったし、こう展示会みたいなのだけじゃなく普通に美術館巡りとか博物館巡りも定期的に行きたいと思った。中々行く時間が取れなさそうだけどね……仕事やってると行くタイミングを探すのが難しいんだ……美術館とか博物館も行くの好きなのに中々行くに行けないジレンマ……

9月には芸術の森美術館でムーミン展やるらしいから、ちょっと遠いけど芸術の森美術館まで足を運びたいな〜〜!!\( ˆoˆ )/

 

せなけいこさんを好きな人も、懐かしいな!ってなった人も、知らない人もぜひ!

おわり。

 

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